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岩井半四郎 (9代目) : ウィキペディア日本語版
岩井粂三郎 (5代目)[ごだいめ いわい くめさぶろう]

五代目 岩井粂三郎(ごだいめ いわい くめさぶろう、明治15年(1882年)6月28日 - 昭和20年(1945年4月13日)は歌舞伎役者。本名は岩井 久次郎(いわい ひさじろう)。屋号大和屋定紋は丸に三ツ扇、替紋は杜若丁字。俳名に燕子がある。
四代目岩井粂三郎の子として東京浅草花川戸に生まれる。明治20年(1887年)8月に岩井紀の丸で初舞台。明28年(1895年)4月または29年(1896年)3月、明治座で四代目岩井久次郎を襲名。明治39年(1906年)10月東京座『異風行列』の濃姫で五代目岩井粂三郎を襲名、名題昇進市村座から後に四谷大国座に出る。その後関西に住み着き活躍。晩年は再び東京に戻っている。
当たり役は『伽羅先代萩』の政岡や『八重桐廓話』(嫗山姥)の八重桐、『祇園祭礼信仰記』「金閣寺」の雪姫など多数。
芸も円熟し、そろそろ岩井半四郎かと思われた矢先に戦争がはじまって、襲名披露興行どころではなくなってしまった。日本の敗戦色も濃くなった昭和20年4月13日、この日も米軍のB-29爆撃機が300機東京に飛来、この空襲で明治神宮を焼失した。その夜、五代目岩井粂三郎はひっそりと息を引き取った。告別式では今更ながらのように、果たせなかった大名跡・九代目岩井半四郎(くだいめ いわい はんしろう)が追贈された。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「岩井粂三郎 (5代目)」の詳細全文を読む



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